2018年01月09日(火)

月刊花扇生薬 第184号 2018年1月 [月刊 花扇生薬]

 

 2018年1月9日

          編集・発行人
小西製薬株式会社
 
                                      学術担当(電話 072-981-2429)
 

<薬事>
厚生労働大臣 年頭所感 (医薬品関係抜粋)
・医薬品・医療機器産業については、革新的な医薬品等の開発を促進する環境 の整備に取り組むとともに、後発品医薬品の使用促進やベンチャー企業への 支援を実施しする。
・医薬品等の製造および販売における法令遵守の徹底、医薬品等の品質、有効性及び安全性の確保に努めるとともに、制度や見直しに向けた検討を進める。
・危険ドラッグの撲滅や大麻をはじめとした薬物乱用防止に向けた啓発等にも引き続き取り組む。

(薬日新聞18.1.7)

漢方薬や鍼灸など「医学」に認定(WHO) 日本の伝統医療、地位向上へ
 漢方薬や鍼灸など日本や中国の伝統医療が、今春にも開催される世界保健機関(WHO)の総会で認定される方針であることが8日、関係者への取材で分かった。具体的には、国際的に統一した基準で定められた疾病分類である「国際疾病分類」(ICD)に、伝統的な東洋医学の章が追加される。100年以上、西洋医学一辺倒だった世界の医療基準の転換点となるとともに、中国と異なり独自に発展してきた日本の伝統医療の再評価につながる。ICDの作成にも携わった千葉大の並木隆雄診療教授(和漢診療学)は「WHOに公式に認められれば、日本の伝統医療の地位向上に役立つ。科学的な調査のもと、漢方の有効性も検討でき、成果は国民に大きく還元される」と話している。

(産経新聞18.1.9)

平成27年「薬事工業生産動態統計年報」
 漢方製剤等の生産金額(百万円)。カッコ内は対前年比でいずれもプラス。
なお、医薬品全体では3.5%の上昇である。
   漢方製剤等総数:167,054(5.7%)
   漢方製剤:154,679(4.7%)
   生薬:3,541(6.3%)
   その他:8,834                 

(厚労省17.12.26)

薬草ゴシュユ収穫「転作の作物にしたい」 福井県
  薬草栽培で健康長寿の町を目指している高浜町が5日、薬草のゴシュユを同町山中の栽培地で収穫した。約1年漢、ハウス内で自然乾燥し、京都の生薬問屋に販売する。同町は2015年春から薬草栽培を開始し、町内4カ所の栽培地約1ヘクタールで20種類を育てている。収穫には、薬草栽培に協力している青葉山麓研究所のメンバーや、町職員、地元農家が参加。

(朝日新聞17.12.6)

食薬区分 一定要件で規制緩和 厚労省
 厚労省は11月20日、規制改革推進会議において、医薬品成分として登録されている食品成分に関しても、一定要件を満たせば、“健康の維持・増進”をPRできる「機能性表示食品」などの成分として記載できるよう規制緩和する考えを示した。食品業界団体の「健康食品産業協議会」の要望に回答したもの。

(薬日新聞17.12.7)

薬価制度改革まとまる
 厚労省は20日、薬価制度の抜本改革を取りまとめた。保険適用後に新たな効能が判明したことで年間販売額が350億円を超えた薬は価格を引き下げることを盛り込んだ。薬価引き下げは最大で年4回、1回あたりの引き下げ幅は25%までと決めた。このほか、2年に1度だった薬価改定は2021年度から毎年実施することとし、対象となる薬の範囲は20年度中に決める。後発医薬品が普及する先発医薬品の価格は、6年かけて段階的に後発品の水準まで下げる。同省はこれからの改革を18年度から順次導入する。

(読売新聞17.12.21)

生活保護受給者「後発薬」が原則…医療費抑制で
 政府は生活保護受給者が医療機関で薬を処方してもらう際、安価な後発薬(ジェネリック医薬品)の使用を原則とする方針を固めた。来年の通常国会で、生活保護法など関係法の改正を目指す。生活保護受給者の医療費は全額が公費で賄われており、さらなる措置が必要と判断した。2018年度中に新制度を導入したい考えのようである。

(読売新聞17.12.17)

便秘症診療ガイドラインまとまる 日本消化器病学会
 大黄やセンナ、アロエなどの生薬は、飲み続けると大腸にトラブルをきたすことから、ガイドラインでは「長期間の使用は避けるべき」としている。

(産経新聞2017.12.2)

<商況> 国内商況
 昨年の天候不順は農作物の収穫に大きな影響を及ぼしたが、生薬栽培に関しては、特に被害は聞かれていない(生薬卸関係者)とのこと。相場は先月と目立った変化がないようで、値が上がっていた五味子は、依然先高気配が続いている。甘草も良品が少ない状況に変わりはない。(薬事日報17.12.25)

<安全性>
次のいずれも、漢方・生薬にかかわる情報はない
・DSU (Drug Safety Update) No.265  厚労省2017.12..
 ・安全性情報 No.349  厚労省2017.12.26
・使用上の注意改訂  厚労省2017.11.28
 ・回収情報  厚労省(2017.12.11) つぎのとおり
 1.ツムラ麦門冬湯エキス顆粒(医療用):分包の上部シール部が開口、顆粒
のこぼれ。
 2.百草錠:規格項目の乾燥減量が承認規格を上回った。
  承認規格を逸脱する可能性が否定できず、全ロットを自主回収。

Posted by 管理者 at 14時43分

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